マンガで分かる Java入門講座

第6章 文字列と配列
6-9. 配列3 ループ処理と配列

ループ処理と配列を使うと、どういったことが行えるのか、その方法と共に紹介します。

● 配列の要素数の取得

 配列の要素数は「配列変数.length」で取得できます。

ソースコード)配列の要素数の取得
int[] a = {33, 66, 99};
int len = a.length;  // 変数lenに、配列の要素数3が入る

● ループ処理と配列

 ループ処理と配列は、セットと言ってよいほど一緒に使います。ループ処理で配列の各要素にアクセスして、値を書き換えたり取得したりします。

 具体的なやり方としては、ループ処理のカウンタになる変数に0を設定して、その変数の値を1ずつ増やしていきます。そして、配列の添え字にカウンタの数値を入れ、配列を1つずつ利用します。

 以下、その処理の実例を示します。

ソースコード)配列への値の書き込みと利用
int[] a = new int[10];

// 配列への値の書き込み
for (int i = 0; i < a.length; i ++) {
    a[i] = i * i;
}

// 配列の値の利用
for (int i = 0; i < a.length; i ++) {
    System.out.println("要素 " + i + " の値は " + a[i]);
}

出力)配列への値の書き込みと利用
要素 0 の値は 0
要素 1 の値は 1
要素 2 の値は 4
要素 3 の値は 9
要素 4 の値は 16
要素 5 の値は 25
要素 6 の値は 36
要素 7 の値は 49
要素 8 の値は 64
要素 9 の値は 81

● インクリメントとデクリメント

 値を1ずつ加算する「++(プラス2つ)」演算子の処理は「インクリメント」と呼ばれます。また、値を1ずつ減算する「--(マイナス2つ)」演算子の処理は、「デクリメント」と呼ばれます。これらの話は演算子の項で行いました。

 インクリメントとデクリメントは、配列のループ処理で主に使われます。インクリメントは、配列を「先頭から順番に」参照したい場合、デクリメントは、配列を「末尾から順番に」参照したい場合に使用されます。

ソースコード)配列を先頭から順番に利用
int[] a = {33, 66, 99};
for (int i = 0; i < a.length; i ++) {
    System.out.println("要素 " + i + " の値は " + a[i]);
}

出力)配列を先頭から順番に利用
要素 0 の値は 33
要素 1 の値は 66
要素 2 の値は 99

ソースコード)配列を末尾から順番に利用
int[] a = {33, 66, 99};
for (int i = a.length - 1; i >= 0; i --) {
    System.out.println("要素 " + i + " の値は " + a[i]);
}

出力結果)配列を先頭から順番に利用
要素 2 の値は 99
要素 1 の値は 66
要素 0 の値は 33

この講座のマンガ部分は「箱人形マンガ(Box Comic) 」で作成しています。
作成:2013/05/26  更新:2013/05/26  [Permalink]