マンガで分かる Java入門講座

第8章 メソッド
8-1. メソッドの基本

メソッドの仕組みや構造を説明して、基本的な書き方を紹介します。

● メソッドとは

 メソッドとは、まとまった機能を実現するためのプログラムの書き方です。

 メソッドは「入力」を得て、「内部処理」を行い、「出力」を戻します。この入力のことを「引数(ひきすう)」、出力のことを「戻り値(もどりち)」と呼びます。

図)入力 内部処理 出力
   │
   ↓
 ┏入力━━━━━━━┓
┏┫値や参照の型(複数)┣┓
┃┗━┯━━━━━━━┛┃
┃  ↓        ┃
┃┏内部処理━━━━━┓┃
┃┃ブラックボックス ┃┃
┃┃自由に行える   ┃┃
┃┗━┯━━━━━━━┛┃
┃  ↓        ┃
┃┏出力━━━━━━━┓┃
┗┫値や参照の型(単一)┣┛
 ┗━┯━━━━━━━┛
   │
   ↓

図)引数と戻り値
   │
   ↓
 ┏引数━━━━━━━┓
┏┫値や参照の型(複数)┣┓
┃┗━┯━━━━━━━┛┃
┃  ↓        ┃
┃┏内部処理━━━━━┓┃
┃┃ブラックボックス ┃┃
┃┃自由に行える   ┃┃
┃┗━┯━━━━━━━┛┃
┃  ↓        ┃
┃┏戻り値━━━━━━┓┃
┗┫値や参照の型(単一)┣┛
 ┗━┯━━━━━━━┛
   │
   ↓

● メソッドの構造と実例

 メソッドは、以下の基本構造をしています。

説明)メソッドの構造
戻り値の型 メソッド名(引数の型 変数) {
    内部処理
    return 戻り値;
}

 実例を書くと以下のようになります。引数は「(型 変数)」と書き、複数書く場合は「(型 変数, 型 変数, 型 変数)」のように「,」で区切ります。

ソースコード)メソッドの実例
int plus(int n1, int n2) {
    int result = n1 + n2;
    return result;
}

 上記のコードに説明を加えます。

説明)構造と実例の対応
       メソッド名
         │
戻り値の型─┐   │    ┌──引数の型 変数(複数の場合は「,」区切り)
      │   │    │
      int plus(int n1, int n2) {

        内部処理
        int result = n1 + n2;

        return result;
      }      └────戻り値

● メソッドの作成と実例

 実際にクラスにメソッドを実装して、外部から利用する例を示します。

ソースコード)メソッドを実装したクラス src/sample/MyClass.java
package sample;

public class MyClass {
    public int plus(int n1, int n2) {
        int result = n1 + n2;
        return result;
    }
}

ソースコード)メソッドを利用 src/sample/Sample.java
package sample;

public class Sample {
    public static void main(String[] args) {
        MyClass mc = new MyClass();
        int res = mc.plus(1, 2);
          // 変数resにはplusの戻り値の3が入る
        System.out.println("res : " + res);
    }
}

出力)メソッドを利用
res : 3
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この講座のマンガ部分は「箱人形マンガ(Box Comic) 」で作成しています。
作成:2013/05/30  更新:2015/08/09  [Permalink]
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