マンガでわかるJavaScriptのPromise

第8話「resolveの引数」

今回は「resolve」の引数について説明します。

コード1

 「resolve」を使って、処理の結果を渡す「timerB」関数です。

ソースコード)処理の結果を渡す

const timerB = time => new Promise(resolve => {
    setTimeout(() => {
        resolve(`end: ${time}`);
    }, time);
});

timerB(500)
.then(val => {
    console.log(val);
});

    

出力)実行結果

end: 500

    

コラム:HTMLを表示 1

 「Promise」の値を利用する実例を示します。Webブラウザのコンソールから実行するもので、「fetch」関数を利用して、現在のWebページのHTMLを通信で取得して、表示します。

(「Google Chrome」でコンソールを開くには、Webページ上で右クリックして「検証」を選びます。そして「コンソール」(Console)タブを選びます)

 適当なWebページを開いてコンソールを表示したら、以下のコードを入力して[Enter]キーを押します。すると通信でHTMLを取得し、タグの末尾で改行して表示します。

ソースコード)「fetch」関数の利用

fetch(location.href)
.then(response => {
    if (! response.ok) { return '' }
    return response.text();
})
.then(text => {
    console.log(text.replace(/>/g, '>\n'));
});

    

 以下は「fetch」について書いてあるMDNのページです。

リンク)WindowOrWorkerGlobalScope.fetch() - Web API | MDN
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作成:2022/07/21  更新:2022/07/21  [Permalink]