複数の親を継承することを「多重継承」と呼びます。Javaでは多重継承は禁止されており、必ず1つの親からしか継承できません。
「インターフェース」は、Javaで疑似的に多重継承を実現する仕組みです。インターフェースは、定数と抽象メソッドだけで構成された特別なクラスです。
インターフェースのフィールドには、public、static、finalの3種類のみが許されています。また、修飾子なしも可能です。ただし、finalを書かないでも、自動で定数と見なされます。
インターフェースのメソッドには、public、abstructの2種類のみが許されています。また、修飾子なしも可能です。ただし、publicを書かないでも、自動でpublicと見なされます。
インターフェースの実例を示します。インターフェースは、classの代わりに「interface」と書きます。
package sample;
public interface Interface1 {
public final int N = 1;
abstract public int getN1();
}