マンガで分かる Java入門講座

第6章 文字列と配列
6-1. 基本型と参照型

変数には「基本型」と「参照型」の2種類があるという話をして、その違いを紹介します。

● 基本型と参照型

 Javaのデータには2種類の型があります。それが「基本型」と「参照型」です。


● 基本型

 基本型は、これまで学んだ数値変数などが含まれます。byte、short、int、long、float、double、booleanは、いずれも基本型になります。

 これら基本型の値は、変数と値が、1対1で対応しています。

図)基本型
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┃変数┃←格納─┃値┃
┗━━┛    ┗━┛

● 参照型

 参照型は、これから学んでいく型です。参照型では、「オブジェクト」と呼ばれる本体と、その本体にアクセスする鍵のようなものである「参照」があります。

 参照型では、変数に格納されるのはこの参照です。オブジェクトは、直接変数に格納されることはありません。

図)参照型
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┃変数┃←格納─┃参照┃…鍵のようにして…→┃オブジェクト(本体)┃
┗━━┛    ┗━━┛ アクセス可能   ┗━━━━━━━━━┛


この講座のマンガ部分は「箱人形マンガ(Box Comic) 」で作成しています。
作成:2013/05/23  更新:2016/02/05  [Permalink]