Javaのデータには2種類の型があります。それが「基本型」と「参照型」です。
基本型は、これまで学んだ数値変数などが含まれます。byte、short、int、long、float、double、booleanは、いずれも基本型になります。
これら基本型の値は、変数と値が、1対1で対応しています。
┏━━┓ ┏━┓ ┃変数┃←格納─┃値┃ ┗━━┛ ┗━┛
参照型は、これから学んでいく型です。参照型では、「オブジェクト」と呼ばれる本体と、その本体にアクセスする鍵のようなものである「参照」があります。
参照型では、変数に格納されるのはこの参照です。オブジェクトは、直接変数に格納されることはありません。
┏━━┓ ┏━━┓ ┏━━━━━━━━━┓ ┃変数┃←格納─┃参照┃…鍵のようにして…→┃オブジェクト(本体)┃ ┗━━┛ ┗━━┛ アクセス可能 ┗━━━━━━━━━┛