マンガで分かる Java入門講座

第11章 Javaのシステム
11-3. 起動オプション

Java VMの起動オプションについて、よく使うものを中心に紹介します。

● Java仮想マシンの起動オプション

 Javaの仮想マシンには、起動オプションを設定することができます。このオプションの指定は、実行可能JARファイルでは以下のようにします。

手順)Java仮想マシンの起動オプション - 実行可能JARファイル編
  • 実行可能JARファイルのあるフォルダでShift+右クリックする。
  • [コマンド ウィンドウをここで開く]を選択。
  • 「java -verbose -Xms5m -Xmx5m -jar gui.jar」のように入力。

 「-XXX」のように書かれている部分が起動オプションです。注意するべき点としては、JARファイルを指定する「-jar ファイル名」を最後に書くことです。

 また、この起動オプションはEclipseでの実行時にも指定できます。この場合は「-jar ファイル名」は必要ありません。

手順)Java仮想マシンの起動オプション - Eclipse編
  • Eclipseのメニューの[実行][実行構成]を選択。
  • 左のリストの「Javaアプリケーション」で、設定したい実行構成を選択。
  • [引数]タブを選択。
  • [VM引数]に値を入力。

 起動オプションのリストは、以下のドキュメントにまとまっています。


● -Xms -Xmx

 起動オプションの中でもよく使うものに、「メモリ割り当ての初期サイズと最大サイズの指定」があります。

 この値を大きく取ることで、メモリを多く利用できるようになり、巨大なアプリケーションでも、メモリ不足に陥ることなく実行できるようになります。

説明)メモリ割り当ての初期サイズ
-Xms
 1MBより大きい1024の倍数
 使用例)
  -Xms6291456
  -Xms6144k  ……KB指定
  -Xms6m    ……MB指定

説明)メモリ割り当ての最大サイズ
-Xmx
 2MBより大きい1024の倍数
 使用例)
  -Xmx83886080
  -Xmx81920k  ……KB指定
  -Xmx80m    ……MB指定

説明)初期サイズ、最大サイズともに50MBで実行
java -Xms50m -Xmx50m -jar gui.jar

 この初期サイズと最大サイズは、同じ値を指定して使うことが多いです。そうすることで、必要なメモリを最初から確保して、無駄なメモリ確保処理なしでアプリケーションを実行させることができます。

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この講座のマンガ部分は「箱人形マンガ(Box Comic) 」で作成しています。
作成:2013/06/07  更新:2016/02/09  [Permalink]
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