マンガで分かる Java入門講座

第1章 開発環境の準備
1-4. 環境変数PATHを通す

開発環境の構築というわけで、JDKへのPATHの通し方を解説します。

● Windowsの環境変数PATH

 Windowsでは、パソコン内で各種アプリケーションが参照できる「環境変数」と呼ばれる情報が存在します。

 たとえば、ユーザーのデータフォルダがどこにあるか、OSのバージョンは何であるかなどの情報が環境変数には存在します。

 この環境変数には「PATH」というものがあります。PATHに登録したフォルダにある実行ファイル(EXEファイル)は、コマンド プロンプトにファイル名を入力するだけで実行できます。

 こういった状態にあることを、「~(フォルダ名)にパスが通っている」と言います。

 JDKには、JavaコンパイラやJava仮想マシン以外にも多くのアプリケーションが同梱されています。それらを便利に使うために、環境変数のPATHにJavaのフォルダを登録します。


● PATHが通っているか確認

 JDKに、PATHが通っているか確認する方法を紹介します。

手順)PATHが通っているか確認
  1. [Win]+[R]で、「ファイル名を指定して実行」ダイアログを表示させる。
  2. [名前]に「cmd」と入力して[Enter]キーを押す。
  3. 「コマンドプロンプト」が表示される。
  4. 「javac -help」と入力して「Enter」キーを押す。
  5. パスが通っていれば、ヘルプの内容が表示される。表示されない場合はパスが通っていない。

● PATHを通す

 導入したJDKにパスが通っていない場合は、以下の方法でパスを通します。

手順)PATHを通す
  1. 「コントロールパネル」を表示させる。
    1. [表示方法]を「小さいアイコン」に変更する。
    2. [システム]を選択する。
    3. 「システムの詳細設定」をクリックする。
  2. 「システムのプロパティ」ダイアログが表示される。
    1. [詳細設定]タブの[環境変数]ボタンを押す。
  3. 「環境変数」ダイアログが表示される。
    1. 「システムの環境変数」の[Path]を選択して[編集]ボタンを押す(もしない場合は[新規]ボタンを押して[Path]という変数を作る)。
  4. 「システム変数の編集」ダイアログが表示される。
    1. [変数値]の入力欄の『末尾』に、インストールしたJDKのパスを追加する。
      • その際「;C:\Program Files\Java\jdk1.7.0_XX\bin」のように、冒頭にセミコロンを入れる。
      • このセミコロンでパスが区切られている。セミコロンを入れないと、システムに問題を引き起こす。
    2. [OK]ボタンを押す。

 もう一度JDKにパスが通っているか確認してください。上手くパスが通っていれば設定は完了です。パスが通らない場合は、Windowsを再起動してみてください(Windowsのバージョンによって違います)。


● JAVA_HOMEの設定

 アプリケーションによっては「JAVA_HOME」という環境変数を利用することもあります。その設定方法も示しておきます。

手順)JAVA_HOMEの登録
  1. 「PATHの登録」と同じ方法で「環境変数」ダイアログを開く。
  2. [システム環境変数]に「JAVA_HOME」がなければ[新規]ボタンで作成する。
  3. 「JAVA_HOME」を選択して[編集]ボタンを押す。
  4. 「C:\Program Files\Java\jdk1.X.X_XX\bin」(パスやバージョンは適宜読み換え)を追加する。
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この講座のマンガ部分は「箱人形マンガ(Box Comic) 」で作成しています。
作成:2013/04/24  更新:2015/08/06  [Permalink]
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