「JDK」は、「Java Development Kit」(Java開発キット)の略です。Javaでアプリケーションを開発する際は、まずこのアプリケーションをダウンロードしてインストールする必要があります。
JDKには多くの実行ファイルが入っています。その中でも特に重要なのは「Javaコンパイラ」と「Java仮想マシン」です。
Javaコンパイラは、人間の書いたプログラムを、Java用のファイルに変換します。この作業を「コンパイル」と呼びます。また、こういった作業をするアプリケーションのことを「コンパイラ」と呼びます。
Javaでは、人間用のプログラムの拡張子は「.java」で、Java用のファイルの拡張子は「.class」になります。
拡張子「.class」のJava用ファイルを「中間(言語)ファイル」と呼びます。また、このファイルに書いてあるコンピュータ用の命令を「中間言語コード」と呼びます。
Javaコンパイラは、ソースコードから、この中間ファイルを作成します。
Java仮想マシンは、Javaコンパイラが作った中間ファイルを読み取り、動作させるアプリケーションです。Javaコンパイラで変換したファイルは、Java仮想マシンが動作するコンピュータならどこでも動作します。
パソコン上でJavaのプログラムを実行するには、JDKを利用する以外に、もう1つ方法があります。それは「JRE(Java Runtime Environment:Java実行環境)」をインストールすることです。
Javaの開発者用の日本語ドキュメントは、以下のURLで入手できます。
この中で特に多く利用するのは、「APIリファレンス」になります。このドキュメントは、解凍したドキュメントの、下記のパスから閲覧できます。
api\index.html
ドキュメントは、オンラインからも利用できます。