
開発環境の構築というわけで、JDKへのPATHの通し方を解説します。
● Windowsの環境変数PATH
Windowsでは、パソコン内で各種アプリケーションが参照できる「環境変数」と呼ばれる情報が存在します。
たとえば、ユーザーのデータフォルダがどこにあるか、OSのバージョンは何であるかなどの情報が環境変数には存在します。
この環境変数には「PATH」というものがあります。PATHに登録したフォルダにある実行ファイル(EXEファイル)は、コマンド プロンプトにファイル名を入力するだけで実行できます。
こういった状態にあることを、「~(フォルダ名)にパスが通っている」と言います。
JDKには、JavaコンパイラやJava仮想マシン以外にも多くのアプリケーションが同梱されています。それらを便利に使うために、環境変数のPATHにJavaのフォルダを登録します。
● PATHが通っているか確認
JDKに、PATHが通っているか確認する方法を紹介します。
手順)PATHが通っているか確認
- [Win]+[R]で、「ファイル名を指定して実行」ダイアログを表示させる。
- [名前]に「cmd」と入力して[Enter]キーを押す。
- 「コマンドプロンプト」が表示される。
- 「javac -help」と入力して「Enter」キーを押す。
- パスが通っていれば、ヘルプの内容が表示される。表示されない場合はパスが通っていない。
● PATHを通す
導入したJDKにパスが通っていない場合は、以下の方法でパスを通します。
手順)PATHを通す
- 「コントロールパネル」を表示させる。
- [表示方法]を「小さいアイコン」に変更する。
- [システム]を選択する。
- 「システムの詳細設定」をクリックする。
- 「システムのプロパティ」ダイアログが表示される。
- [詳細設定]タブの[環境変数]ボタンを押す。
- 「環境変数」ダイアログが表示される。
- 「システムの環境変数」の[Path]を選択して[編集]ボタンを押す(もしない場合は[新規]ボタンを押して[Path]という変数を作る)。
- 「システム変数の編集」ダイアログが表示される。
- [変数値]の入力欄の『末尾』に、インストールしたJDKのパスを追加する。
- その際「;C:\Program Files\Java\jdk1.7.0_XX\bin」のように、冒頭にセミコロンを入れる。
- このセミコロンでパスが区切られている。セミコロンを入れないと、システムに問題を引き起こす。
- [OK]ボタンを押す。
もう一度JDKにパスが通っているか確認してください。上手くパスが通っていれば設定は完了です。パスが通らない場合は、Windowsを再起動してみてください(Windowsのバージョンによって違います)。
● JAVA_HOMEの設定
アプリケーションによっては「JAVA_HOME」という環境変数を利用することもあります。その設定方法も示しておきます。
手順)JAVA_HOMEの登録
- 「PATHの登録」と同じ方法で「環境変数」ダイアログを開く。
- [システム環境変数]に「JAVA_HOME」がなければ[新規]ボタンで作成する。
- 「JAVA_HOME」を選択して[編集]ボタンを押す。
- 「C:\Program Files\Java\jdk1.X.X_XX\bin」(パスやバージョンは適宜読み換え)を追加する。