if文が、条件に応じて処理を変えるように、条件に応じて取得する値を変える演算子が存在します。そういった演算子を「条件演算子」と言います。
条件演算子は「? :」です。「条件 ? trueの場合の値 : falseの場合の値」として利用します。条件演算子は、「条件」「trueの場合の値」「falseの場合の値」と3つの値を取るので「三項演算子」とも呼びます。
以下、条件演算子を使った処理の例です。
int price = 100; double discount = price >= 1000 ? 0.2 : 0; System.out.println(discount); // 「0.0」と出力
処理内に演算子が多くある場合は、ソースコードが見辛くなります。そういった場合には、括弧を使って処理の流れを分かりやすくするとよいです。
int price = 100; double discount = (price >= 1000) ? 0.2 : 0; System.out.println(discount); // 「0.0」と出力