配列は、いきなり各要素の値や参照を作成して初期化できます。その際には「{ }」で全体を囲い、「,(カンマ)」で各要素を並べて書きます。
int[] array = new int[3]; array[0] = 33; array[1] = 66; array[2] = 99;
int[] array = {33, 66, 99};
その際には、並べた数の要素数の配列が作成されます。
要素数3の配列 int[] array = {33, 66, 99}; │ │ │ 要素0 │ 要素2 │ 要素1
Javaでは、プログラムの各処理は、複数行にわたって書くことができます。その際は、「;」が来るまで処理は一続きのものとして継続します。
そのため配列を作る際は、改行を使い、各行に要素を並べて書くことも多いです。
String[] array = { "文字列0", // 要素0 "文字列1", // 要素1 "文字列2" // 要素2 };
「{ }」と「,」を使った配列の初期化は、配列変数を作成したタイミングでしか行えません。
以下の書き方はエラーになります。
int[] array; array = {33, 66, 99};
先ほど、「{ }」と「,」を使った配列の初期化は、配列変数を作成したタイミングでしか行えないと書きました。しかし、作成したタイミング以外でも行う方法があります。
それは、「{ }」の前に、何の型の配列かを示すことです。以下の方法ではエラーは起きません。
int[] array;
array = new int[]{33, 66, 99};