「Eclipse」は、「統合開発環境」と呼ばれるアプリケーションです。Javaの開発を支援する各種機能が1つのアプリケーションにまとまっています。
「Eclipse」では、プログラムを自動でコンパイルしたり、作成したプログラムの実行を細かく観察したり、アプリケーションの出力を簡単にしたりしてくれます。
また、ソースコードをカラフルに見栄えよくしてくれたり、ソースコードの自動補間(途中まで命令を書くと、自動で続きを書いてくれる)をしてくれたりします。
Javaで開発を行う際は、このような統合開発環境を導入すると非常に捗ります。この講座では、この「Eclipse」を利用して、Javaのプログラムの書き方を解説していきます。
「Eclipse」の日本語版は、以下の場所からダウンロードできます。
いくつかバージョンが公開されていますが、最新のバージョンを導入しておけばよいでしょう。また、最新版には、まだ未解決のバグが残されていたりします。問題が出る場合は、1つ前のバージョンを使えばよいでしょう。
「Pleiades All in One」には、いくつかの種類があります。Javaの開発だけを行うのならば、Javaのパッケージを選んでください。「Full Edition」(1GBぐらい)と「Standard Edition」(500MBぐらい)がありますが、よく分からない場合は「Full Edition」をダウンロードするとよいでしょう。「Full Edition」には、「Eclipse」実行用JREが入っているので、そのまま起動することができます。
(2021-01-18 追記)※ Eclipse 4.8 Poton かそれ以前をインストールした方が、トラブルが少なく、動作が軽いです。
以下は、「Eclipse」英語版の入手先です。