基本型の配列は、各要素にその型の「値」を格納しています。
┏━配列━━━━━━━━━┓ ┃┏━┓┏━┓┏━┓┏━┓┃ ┃┃値┃┃値┃┃値┃┃値┃┃ ┃┗━┛┗━┛┗━┛┗━┛┃ ┗━━━━━━━━━━━━┛
参照型の配列は、各要素にその型のオブジェクトの「参照」を格納しています。
┏━配列━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃┏━━━┓┏━━━┓┏━━━┓┏━━━┓┃ ┃┃参 照┃┃参 照┃┃参 照┃┃参 照┃┃ ┃┗━━━┛┗━━━┛┗━━━┛┗━━━┛┃ ┃ : : : : ┃ ┗━━:━━━━:━━━━:━━━━:━━┛ : : : : : : : : ┏━━━━┓┏━━━━┓┏━━━━┓┏━━━━┓ ┃オブジェ┃┃オブジェ┃┃オブジェ┃┃オブジェ┃ ┃ クト ┃┃ クト ┃┃ クト ┃┃ クト ┃ ┃ (本体) ┃┃ (本体) ┃┃ (本体) ┃┃ (本体) ┃ ┗━━━━┛┗━━━━┛┗━━━━┛┗━━━━┛
参照型の配列では、各要素から、直接その型の機能を使うことができます。
以下では、配列の要素「aS[0]」は文字列「猛烈」の参照です。そのため、「length( )」を使い、「猛烈」の文字数の長さを取得することができます。
String[] aS = {"猛烈", "カツレツ", "核分裂"}; int len = aS[0].length(); // lenに「2」が入る System.out.println(len); // 2と出力