「プログラム」の本来の意味は、計画や予定、予定表といったものです。コンピュータの世界での「プログラム」は、コンピュータに仕事をさせるための手順を書いた命令書です。
運動会や結婚式で、プログラム(式次第)に沿って物事を進行させるように、コンピュータの世界では、プログラム(命令書)に従って様々な処理を行います。
このプログラムを書くことを「プログラミング」、プログラムの命令を文字で書いたファイルを「ソースコード」や「コード」、「スクリプト」と呼びます。また、プログラムを書く人を「プログラマー」と呼びます。
コンピュータは人間の言葉(自然言語)を理解できません。また人間はコンピュータの言葉(機械語)を理解できません。そのため、人間がコンピュータに命令を与えるには、互いに分かる特殊な言語が必要です。その言語を「プログラミング言語」と呼びます。
プログラミング言語は、英語や日本語などの自然言語よりも、楽譜や設計図に近いです。音楽家に曲を演奏してもらう際は、楽譜を書いて渡します。大工に家を建ててもらう際は、設計図を書いて渡します。同じように、コンピュータに処理をしてもらう際は、プログラム言語で指示を書いてコンピュータに渡します。
プログラム言語には、様々な種類があります。たとえば、文字列の処理が得意だったり、帳票計算が得意だったり、得意分野が違います。また、Windowsでのみ動いたり、Macでのみ動いたりと、実行可能な環境が違ったりします。
そのためプログラマーは、目的に応じたプログラム言語を選ぶ必要があります。
「Java」は、プログラミング言語の1つです。特徴は、パソコンやサーバー、携帯電話など、様々な場所で動作することです。また、多くの場所で使えるために、一度書いたプログラムを再利用しやすい(使い回しができる)ことも特徴の1つです。
Javaを使えば、Windows、Macintosh、Linuxなど、様々なOS上で動くアプリケーションを作れます。また、サーバー上のアプリケーションを作成する際にも利用されます。さらに、Androidといったスマートフォンや、docomoのimodeという携帯電話の上でも動きます。
「Java」と「JavaScript」は、名前が似たプログラミング言語ですが、中味はまったく違います。
Javaは登場当時、Webブラウザ上で動くアプレットと呼ばれる形式でよく利用されていました。そのため、ブラウザ上で動くJavaScriptには「Java」という名前が利用されました。しかし、この2つは、目的も動作環境もまったく違います。
プログラマでも混同してしまう人がいます。ですので、この2つは「違うもの」だと覚えておいてください。
以下、JavaとJavaScriptの違いです。
Java | JavaScript | |
---|---|---|
動作する場所 | PC、サーバー、携帯電話など | 主にブラウザ上 |
アプリの作り方 | テキストで書き、Javaコンパイラでコンピュータ用のファイルに変換 | HTMLファイルの内外にテキストで書く |
実行方法 | Java仮想マシンというアプリが、変換したファイルを読み取り実行 | ブラウザがテキストを読み取り実行 |
必修クラブ。プログラムをマスターするためのクラブ活動。
通称「スリーパー遊」。体を動かしたくない面倒くさがり屋の女の子。
楽らしいという噂を聞き、プロ部に入る。
通称「お嬢」。遊に対抗心を燃やす。
くじ運が悪く、テニス部を狙っていたが、プロ部になってしまう。
おっとり君。遊の幼馴染。
いつも遊に振り回される。そしてプロ部に入る羽目に。
先生。プロ部の担当。昼行灯。
なぜか、プログラムが得意。