プログラムはテキストファイルに書きます。そしてJavaコンパイラは、このテキストファイルを読み取り、Java用の中間ファイルを作ります。しかし、Javaコンパイラは、全ての文字をプログラムと見なすわけではありません。プログラム中には、コンパイラが無視する文字も書き込めます。
この、プログラム中で使われない文字を「コメント」と呼びます。
また。コメントが書かれた部分を「コメント領域」などと呼びます。そして、プログラムの一部をコメント化することを「コメントアウト」と呼びます。
ソースコードは、そのままでは読み難いです。そのためコメントを付けて分かりやすくします。また、後で見直した時に必要な情報を書いておきます。
コメントを書くには、2つの方法があります。1つ目の方法は「//」と書く方法です。この場合、その行の「//」の右側が全てコメントとみなされます
no1 = 1 + 2; // no2 = 3 - 4; no3 = 5 + 6; no4 = 1 + 2; no5 = 3 - 4; // no6 = 5 + 6;
コメントを書く2つ目の方法は「/*」「*/」と書く方法です。この場合、記号の間が全てコメントとみなされます。この領域は、複数行にわたっても構いません。
no1 = 1 + 2; /*no2 = 3 - 4;*/ no3 = 5 + 6;
no1 = 1 + 2; /* no2 = 3 - 4; no3 = 5 + 6; no4 = 1 + 2; no5 = 3 - 4; */ no6 = 5 + 6;