javaの仮想マシンです。この実行ファイルにJARファイルを読み込ませることで、GUIアプリを実行できます。
Windowsでは、JDKやJREをインストールした際に、拡張子jarのファイルが、この「javaw.exe」に関連付けられます。そのため、拡張子jarのファイルをダブルクリックするだけで、「javaw.exe」が起動して、javaアプリケーションを実行できます。
非常にシンプルなGUIアプリのソースコードです。ウィンドウを表示して、ボタンを1つだけ表示します。
変更する部分の方が多いので、ソースを丸ごとコピー&ペーストした方がよいでしょう。
「public class Gui」のあとに、「extends JFrame 」を付ける必要があるので、注意をしてください。
「import~」の部分は、「public class Gui」内のコードをコピペすると、自動で作成されます。しかし、丸ごとコピー&ペーストした方が分かりやすいでしょう。
package sample; import java.awt.event.ActionEvent; import java.awt.event.ActionListener; import javax.swing.JButton; import javax.swing.JFrame; public class Gui extends JFrame { private static final long serialVersionUID = 1L; // ウィンドウ本体 public Gui() { // ウィンドウの閉じ方 setDefaultCloseOperation(JFrame.EXIT_ON_CLOSE); // 位置とサイズ setBounds(100, 100, 640, 480); // ボタン作成 JButton btn1 = new JButton("ボタン1"); add(btn1); // ボタン追加 // クリック時の処理 btn1.addActionListener(new ActionListener() { @Override public void actionPerformed(ActionEvent e) { System.out.println("クリック"); } }); } public static void main(String[] args) { Gui frm = new Gui(); // ウィンドウ作成 frm.setVisible(true); // 表示 } }
(2021-01-18 追記)※ エラーが出る場合の対処方法。
新しめのEclipseに同梱されている awt.dll でエラーが出るようです。以下の方法で対処するとよいです。
Eclipse 4.8 Poton では、新規プロジェクトを作ると、[実行環境]が「JavaSE-1.8 (java8)」になります。なので、少し古いバージョンのEclipseを使うという手もあります(古い方が軽いです)。
マンガ中のGUIアプリケーション作成の手順をまとめておきます。
以下の「実行構成」を作るのが面倒な場合は、実行ボタン(緑の丸に右向き三角)を直接押してもよいです。その際は、現在エディタ部分で作業をしているプロジェクトが実行されます。
以下の手順で、[起動構成]は「Gui - Gui」を選びます。選び忘れやすいので注意してください。